略歴

東京大学公共政策大学院教授。専門は行政学およびパブリックマネジメント学。経営的視点と伝統的行政学理論を軸に、公共部門の組織・人材管理や公共ガバナンスの教育・研究に従事している。世界銀行勤務を機に行政改革への関心を深め、シラキュース大学にて行政学PhDを取得。シンガポール国立大学(8年8ヶ月勤務)を経て、2020年に東京大学に着任し、現在に至る。2027年開校予定の UTokyo College of Design においても科目を担当予定。

研究者として

行政におけるAI等のデジタル技術活用に伴う行政サービスや意思決定の変容に着目。それが市民体験や行政への信頼、市民とのインターフェース、ひいては統治構造や人間社会のあり方に及ぼす影響を探求している。これらの問いに対する議論を喚起し、思索の契機となる実証研究の発信に取り組む。直近では行政サービスのデジタル化に伴う「ゼロ官僚制」や「見えない政府」への移行に対する市民の選好、および行政における「説明可能なAI(XAI)」についての実験研究成果を論文として発表した。

教育者として

現在、東京大学公共政策大学院にて『Introduction to Public Management(パブリックマネジメント入門)』や『Policy Process and Negotiation(政策過程と交渉)』などの科目を担当。 多様なバックグラウンドを持つ受講者との対話を重視し、大学院での講義のみならず、各国の行政官らを対象としたエグゼクティブ教育や公務員研修にも数多く携わる。これまでに下図に示す国・地域の幅広い学生やプロフェッショナルを対象に講義を実施。シンガポール国立大学と東京大学公共政策大学院にてティーチングアワードを受賞。